傷んだ髪を修復するために有効なのは「抗酸化ケア」

 


近年、若い女性の8割がカラーリングをしており、男女問わずカラーリング人口は増加傾向にあります。そのような中で、「髪がきしむ」「髪がパサつく」など髪のダメージに関する悩みも増えてきています。

パーマ、カラーリング、ブリーチなどの化学処理が施された毛髪には、薬剤に由来する過酸化水素水などの酸化物が残留していることがわかっています。さらに、化学処理を施された毛髪は、日数の経過とともに施術直後よりも「きしみ」や「パサつき」などをよりはっきり実感することが確認されています。活性酸素という言葉を耳にされたことがあると思います。

活性酸素とは酸素が化学的に活性になったもので、非常に不安定で強い酸化力を持ちます。この活性酸素が体内に蓄積されると、老化現象や生活習慣病などの疾病を引き起こすようになるとも言われています。この活性酸素はいわば、体についたサビのようなものです。毛髪に残留した酸化物も毛髪に吸着したサビといえ、それが「きしみ」や「パサつき」などダメージの原因と考えられるのです。

毛髪は個々のレベルは小さいながらも、ストレスを日常的に受けています。日常生活に起因する毛髪ストレスとしては紫外線、ブラッシング、シャンプー、ドライヤー処理などが考えられますが、こうした物理的な因子も毛髪にダメージを及ぼしているようです。さらにそのような毛髪がパーマやカラーリングなどの作用を受けると、毛髪内で本来アミノ酸であるシスチンが、酸化作用によりシステイン酸に変化してしまします。これが毛髪のサビをさらに増やしてしまうのです。

その結果、「きしみ」や「パサつき」はますます実感されることになるのです。このような毛髪の酸化によるダメージの進行を抑えるためには、酸化を抑制する働きを持つもの、つまり抗酸化物質が有効になってくるのです。そこで近年注目されているのが「ハーブ」から摂れる様々な抽出液です。植物性○○エキス配合などと表示されていますが、中でもローズマリーは抗酸化に優れていて、化粧品にも多く使われるようになってきました。

肌のアンチエイジングとともに、髪のアンチエイジングとしても、これからの植物エキスには大いに期待できそうです。

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